こんにちは!元保育士ママの愛依です。
今回は前回の記事の続きで「言葉が出るようにするのは、どうしたらいいの?」ということについて、実際に私が園や家で子どもたちにしてきた方法をお伝えしていきますね!ですが、前回の記事でもお伝えしたように、言葉は本当に個人差が大きいです。これから紹介する方法をしたからといって、必ずしもすぐに発語につながるわけではないことをご了承下さい。お子さんの個性を認めつつ、ゆったりと関わっていけるといいですね。最後に私も使ってきた、おすすめの絵本も少しご紹介させていただきますね!
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言葉がでるようにするためには…?
じゃあ実際に、言葉が出るようにするにはどうしたらいいのか?話かけることが良いのは分かったけど、どのように話しかけていったら良いのか?などを具体的にお伝えしていきます。
①言葉のシャワーを浴びさせる
いろいろな言葉をたくさん聞かせます。お子さんに話しかけるときだけでなく、お子さんが「ママ何してるんだろう…?」と見ているときも、行動を分かりやすい言葉で言いながらしてみます。例えば…ごみをごみ箱に捨てるときに「バッチィ、ポイ!」といったり、手を洗う時に水が冷たかったら「つめたーい!」といったり、何か探しているときに「あれ~?ないねー」と言ったり…。自分が感じたこと、していることを言葉に出すだけでもお子さんは聞いていて、しっかりと耳に届いています。行動を言葉に出すことで、言葉と動作も繋がっていきます。
②言葉・気持ち代弁する
お子さんが指をさしたり、何かを見ていたりするものを言葉に出していきましょう。「わんわん、いたね」、「わんわん、かわいいね」と簡潔に単語で伝えることで、お子さんは「どうやらこれは、わんわんと言うものらしい」「これはハナというらしい」と認識していきます。また、転んだ時には「イタイイタイね」、泣ているときは「嫌だったね」と、本人の気持ちを代わりに伝えることで、自分の今の気持ちを認識することに繋がります。ただ代弁しすぎても、お子さんが言葉を発する機会が減る(言葉を発する必要がなくなってしまう)ため、時には「どっちがいい?こっち?」「〇〇ちゃんは〇〇好き?」と疑問形で返し相槌を打ったり、自分で考えて選んだりできるようにする場面も作れるといいですね。
④口回りの筋肉を鍛える
これは、言葉はなんとなく話してはいるけど、聞き取りにくいなぁと感じる子に行ってきた方法なのですが、口回りの筋肉を鍛えることで発音が出やすくなります。ブーと唇を尖らせて震えさせたり、おもちゃの100均等にあるラッパなどを吹かせてみたり、タンポポの綿毛を吹いてみたり、ちぎった紙を手の平に乗せてふーっと息を吹きかけて飛ばしてみたり…。できそうな子はシャボン玉を吹かせてみても良いと思います。唇や舌の筋肉を発達させることで、言葉を発する口の形を作ることができるので、発語につながることもありますよ!
おすすめの絵本
紹介したい絵本はたくさんありますが、1~2歳の子が読みやすく、短くて保育園でも家でもどもたちが好きな絵本をご紹介します。お子さんと楽しみながら繰り返し読んでみてください。
オノマトペを繰り返し使っている絵本です。子どもが興味を持つもの(水道や紙など)が出てくるので子どもたちも興味津々で見ていました。私の息子たちも大好きな絵本の一つです!
保育園でも家でも大人気です!可愛いだるまさんが出てきて、体の部位や果物の名前を覚えたり、動作を真似したりと一緒に楽しく読める絵本です。
だるまさんが だるまさんの だるまさんと の3冊がひとつになってます!
こちらも子どもが覚えやすい言葉、音を使っている絵本です!我が家の三男は電車が好きなので、大体「これ!」とこの絵本を持ってきます。
少し長くなってしまいましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!いかがでしたか?義務感や「やらせなきゃ!」という気持ちより、お子さんと楽しみながら行ってみてくださいね!
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