こんばんわ!元保育士ママの愛依です。
今回は前回からの続きで、イヤイヤ期の場面別の対応の仕方や、私が実際に保育園や家庭でやってきた方法をお伝えしていきます。ただ、この方法はあくまでもひとつの方法として捕らえて下さいね!全員に必ずしも通用するという訳ではないことをご了承ください。
食事編
・ご飯食べない!まだ遊びたい!という場合
時間が許すのであれば5分程度与え「じゃあここまでしたらね」とキリが良くなるのを待つのも1つです。また、それでも遊び続ける場合は…
①「約束したからもうおしまいにして、続きは食べてからしようね!」と強制的に終わりにする(けれど、食べ終えたら続きができるということは知らせる)
②「あぁ…ご飯さんが食べてほしくて泣いてるぅ…。このニンジンさんもだ…」と女優になりきり悲しそうな顔をしてご飯の気持ちを代弁して伝えてみる
③先にご飯を食べ始め、「早くご飯食べないとおしまいになっちゃうよ」と声を掛けて教え、それでも時間内に来なかったら一度食事を下げる(食べ始めた時間から15~20分)。「来なかったからもうおしまいの時間になっちゃったよ…」と、食べる時間に来ないと、ご飯がなくなってしまうことを経験させる(ここでの経験は食べさせない経験ではなく、あくまでも時間に来ないとご飯がなくなって自分が困る、という経験をしてもらうという意図です)。
・ご飯食べたくない!!という場合
いつもの食器ではなく、子どもの喜びそうな食器やお弁当箱に「今日は特別なご飯だよ!」などと言って出すと食べるようになることもあります。ただ、お腹の調子が悪く食欲がなくて「食べない」という表現をする子もいるので、お子さんの様子をよく見て見極めてみてください。
着脱編
・着替えをしない!!という場合
裸のままでいるのであれば「恥ずかしい~!」と、裸でいることは恥ずかしい、ということを教えていきます。それでも着替えない場合は…
①子どもと一緒に洋服を選んでみる(他に着たい服があるのかもしれません)。お気に入りの洋服を着ると嬉しいのは大人も一緒ですからね。
②自分で着替えができる、又は意欲があるのであればしばらく見守ってみる。それでも着替えないのであれば「ママ(パパ)が着ちゃおうかな!」と少し着る真似をしてみる。うちの三男は大抵これで着替えます^^
③「パジャマがいい!」というのであれば、パジャマで過ごさせてもいいと、私は思います。パジャマで過ごして汚れる、汚れたら寝る時に着れない、ということも経験すれば学びます。何事も経験です!経験することで、自分の体と心と頭で理解しますから。
トイレ編
トイレトレーニング中は特に、漏らされたら困る!!と思いますよね。まずは「ママ(パパ)と一緒にトイレ行こうか!」と誘ってみます。それでも嫌がる場合は…
①何かの途中なのであれば、5分ほど様子を見て、キリがいいところで再度声を掛けてみる。
②トイレに好きなキャラクターや動物の写真や絵を貼り、「○○に会いに行こう」と言ってみたり、お気に入りの人形などがあれば「○○に見ててもらおうね」とお子さんのことを見ているような角度に人形を置いてみたりする。
③上記でも行かない場合は、何度か漏らす経験をするのも一つです。失敗をしたときに「パンツぬれて気持ち悪いね」「汚いから着替えようね」と不快感を伝え、漏らしたら気持ち悪いんだ、ということを経験させます。そのうちに「濡れるのは嫌だ」という気持ちが芽生え、トイレでしようとする意欲に繋がっていきますよ。
いかがでしたか?長くなってしまいましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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